富士山満喫きっぷを使ってみよう

海の日、どこかに行きたい。そんなわけでJR東海から発売されている富士山満喫きっぷを使って静岡へショートトリップに出かけた。このきっぷ、船やロープウェイにも乗れるとあって、前々から気になっていたのだ。

何に乗れるの?

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富士山満喫きっぷは大人3070円で発売されている。乗れる乗り物と通常料金は概ね以下の通り。

乗り物 通常料金
東海道線(熱海⇔静岡)

往復2640円

駿河湾フェリー 片道2260円
日本平ロープウェイ 往復1100円
清水港クルーズ 1100円
伊豆箱根鉄道駿豆線 片道510円
その他バス路線  

東京から熱海経由で静岡入りする場合だと、静岡までのJR往復+観光地1箇所で十分もとが採れる計算だ。

 今回の旅程

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今回はバスと日本平ロープウェイを使って久能山へ行くのをメインに据えた旅程にしてみた。旅程はだいたいこんな感じだ。

下曽我駿河小山間はフリーエリア外なので普通に運賃を払う。フリーエリア内を普通に移動しようと思うと5240円分乗車する行程だから、きっぷのお得感は十分だ。

本当は船にも乗りたかったのだが、無計画だったために時間が合わなくて叶わなかった。フェリーもクルーズも一日4便しかないのだ。船を利用する場合はちゃんと計画を立ててから出発することをお勧めする。

感想

上で書いたとおり、JRを使って静岡の観光地を訪ねるのであれば、ほぼ間違いなくお得なきっぷだと思う。

一方で、このきっぷの一番の特徴は船に乗れるところにあると思うのだが、本数が少ないし、土肥⇔修善寺間のバスがフリーエリアに含まれていないので、行き当たりばったりでは旅程に組み込むのが難しい。たぶん、朝一の便で土肥港から清水港に渡るのが正解だったんだろうなぁ。

金時山ハイキング 御殿場ルート

先月登った金時山がなかなかよかったので、また登りに行きたいと思っていた。今日は天気も良かったし、久々に御殿場駅から金時山を経由して仙石原までハイキングに行ってきた。なお前回はこちら↓

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ルート

面倒なので地図は載せないが、御殿場市観光協会が提供しているハイキングマップ(御殿場市観光協会)に沿って、以下の順路で移動した。

御殿場駅乙女峠→長尾山→金時山→矢倉沢峠→金時登山口

なお、このハイキングマップ、あとで書くようにちょっと情報として怪しい部分があるので別のソースからも情報を仕入れておいたほうが安全かもしれない。金時山にWCがなかったり、矢倉沢峠にうぐいす茶屋が載ってなかったりするし。

御殿場駅から登山口まで [御殿場駅11:20→12:45登山道口]

前回は足柄駅から金時山に登ったが、今回は1駅南の御殿場駅からスタートする。

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御殿場は東名高速道路が便利なためか、鉄道駅はちょっとしょぼい。

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県道401号と国道138号を山に向かってずんずん歩く。

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東名高速を超えて少し行くと峠の道路といった趣になるのだが、立派な歩道がほぼ全区間で整備されているので快適に歩くことができる。

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地上ではだいぶ萎んでしまった紫陽花も、この辺だとちょうど見頃の株もあった。

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分岐点である。左に行くと御殿場市温泉会館がある。上で書いた観光協会のハイキングマップでは、この交差点付近から登山道に入れるように描いてある。だがこの登山道、どこを探しても見つからない。第1キャンプ場の中もウロウロしてみたが、登山道など見つからない。

結論から言うと、この付近から入れる登山道は存在しない。あるのかもしれないが、少なくとも自分は見つけられなかった。国道を直進するのが正解のルートだ。

国道を少し進むと深沢東という交差点があるので、そこを右折する。すると、程なくして第2キャンプ場がある。登山道の入り口は、実はこのキャンプ場内にある。

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ハイキングマップでは深沢東交差点に登山道が出ているように描かれているが、これも不正確だ。「交差点を右折してちょっといったキャンプ場の中」が正確な登山道入り口の位置だ。

乙女峠へ [登山道口12:45→13:30乙女峠

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この登山道、途中で国道とクロスするのだが、そこまでは上の写真のような舗装道が続く。

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国道を渡った先は石がごろごろした山道になっている。

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キャンプ場の入り口から45分ほどで乙女峠に到着。

金時山へ [乙女峠13:40→14:25金時山

乙女峠に設置されていたベンチで昼食のおにぎりをかじって一休み。このベンチ、箱根川の眺望が良いので一休みするには気持ちが良かった。

ここからは尾根づたいに長尾山を超えて金時山山頂を目指す。

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途中、階段が崩壊している箇所もあった。

それにしても金時山、遠目に見ても分かるとおり、ぴょこんと飛び出した形をしているので、ラストの勾配が結構きつい。

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乙女峠から50分ほどで金時山に到着!天気は悪くはないがジメジメしているためか富士山は見えなかったし、箱根の景色も少し霞んでいた。

下山 [金時山14:30→15:25金時登山口]

金時山からは仙石原方面へ下山する。前回は金時神社に抜けるルートを通ったので、今回は矢倉沢峠を経由するルートを使ってみた。神社ルートよりも木が少ない明るい道が多かったような印象。所要時間はどちらのルートでもほぼ同じ。

おわり

仙石原温泉でひとっ風呂浴びた後、バスで小田原駅に戻った。登って満足感が得られる山がよりどりみどりなのもそうだが、汗を流せる温泉があることと交通の便の良さが箱根のいいところだと思う。登山口から程近い仙石原バス停からだと、小田原駅行きのバスが15分間隔程度で出ている。こんな山の中で、この本数と路線網を誇る地域は日本だと箱根くらいなんじゃないだろうか。しかも強羅から先なら登山電車もあるし。

今度は明神ヶ岳方面かなー

金時山を超えて足柄から強羅まで歩こう

 先週は足柄峠を超えて大雄山駅から足柄駅まで歩いた。これが結構楽しかったので今週も山へ行ってきた。

cinnamell.hatenablog.com

 今週は前回とは逆向きに足柄駅から足柄峠へ向かい、そこから尾根筋に金時山へ登り、箱根方面へ下って強羅まで歩いた。

ルート

 今回は足柄駅から強羅駅までを歩き通す。登山道区間のルートはざっくり示している。登山道の情報は南足柄市のサイトが参考になる。

足柄峠・金時山コース,金太郎コース | 南足柄市

足柄峠からは猪鼻砦、金時山山頂をへて金時神社Google Mapでは公時神社と表示されている)に下る。

足柄峠へ  [足柄駅11:12→12:25足柄峠]

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今回は足柄駅からスタートする。踏切をわたり足柄峠と案内される方面(写真左の直進する道)に進む。前回は素直に味気ない県道(写真では右折の道)を歩いてしまったが、今回は案内通りに登山道を歩いてみよう。

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この登山道は沢の横を通る木漏れ日道になっていて、気持よく歩ける。

登って行くと栗の木沢唯念号碑手前で県道に合流した。ここから先はひたすら県道を峠まで歩く。

金時山登山  [足柄峠12:25→13:35金時山山頂]

足柄峠にはトイレと自販機があるので立ち寄って登山道へ向かう。

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駐車場の先が金時山への道だ。

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しばらく舗装と砂利の車道を歩く。この道は尾根筋に作られているため勾配も緩く楽に歩くことができる。

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25分ほど歩くと駐車場があり、ここから先は徒歩のみ侵入できるようになっている。

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猪鼻砦あたりまでは緩やかな木漏れ日道を歩ける。

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猪鼻砦を過ぎて金時山が近づいてくると、急に勾配がきつくなる。結構きつい。

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だいぶ登ったなぁ。スタート地点の足柄の街並みも見える。

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山頂の一歩手前からは足柄平野方面が見えた。足柄平野の向こうに秦野盆地と関東平野も見える。

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山頂だー!!標高は1212メートル。足柄駅の標高が330メートルほどだから、900メートル弱登ったことになる。

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仙石原が一望できる。いい眺めだなぁ。

この山頂には茶屋が2建ある。今回は金太郎茶屋の方でカレーうどんを頂いた。味は普通かな。しかし、どうやってこんなところまで物資を運んでるんだろう…

金時神社へ下山  [金時山山頂14:05→15:00]

さて、下山しよう。麓にある金時神社まで下る。

山頂付近は岩場が多く下るのに難儀する道が続く。家族連れも多く見かけたが、段差の大きい場所も多いので小さい子供にはちょっと厳しそう。

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ちょっと行くと分岐点がある。今回は金時神社方面の右の道へ進む。

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こんな感じの岩がゴロゴロした道が続く。階段が整備された足柄峠側と比べてワイルドだ。

このような道が最後まで続き、およそ1時間ほどで金時神社へ到着。

強羅へ  [金時神社14:05→16:20強羅駅]

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ここから先はひたすら国道138号を歩く。

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ガラスの森美術館あたりまでは街中なのだが、ここを過ぎると渓谷沿いのカーブが多い区間になる。見通しが悪く車通りが多い道にもかかわらず、歩道が無いので非常に危ない。正直この道を歩くのはお薦めしない。バスも頻繁にあるのでそれに乗るか、どうしても歩くならば県道733号のほうが良かったのかもしれない。

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金時神社から1時間15分ほどで強羅駅に到着。

せっかくなので翠光館というホテルで温泉に浸かる。1100円なり。箱根は質のわりに入浴料が高くて敵わんなぁ。

 

登山電車で小田原まで戻り、今回のお散歩終了!

登山鉄道は急勾配やスイッチバックなど特徴が多いので、また今度に乗りにきたい。

徒歩で越える足柄峠

 峠を歩いて越えるのは楽しいものである。麓の街から離れるほどに人の気配がなくなっていく心細さ。山間の茶屋で一休みしながら食べる料理の美味さ。峠から出発点の街をはるか眼下に見下ろすときの達成感。反対側の街にたどり着いた時の安心感。峠越えには旅行のエッセンスが詰まっていると思う。そんな訳で、手頃な距離の峠である足柄峠を歩きに行ってきた。

 足柄峠は神奈川県と静岡県の境に位置し、古くから東西交通の要所として機能していた峠だ。

今回のルート

 今回は神奈川県側の大雄山駅から静岡県側の足柄駅までを歩くことにする。距離は約18Km、峠の標高は759mだ。途中、金太郎の里で昼食をとり、夕日の滝へ寄り道する。

大雄山駅から南足柄の農村を歩く

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伊豆箱根鉄道大雄山駅からスタートだ。

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駅前は意外と栄えていた。

駅を出たら右手に進む。程なくして竜福寺交差点にぶつかるので、そこを左折する。

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今日はこの県道78号に最後まで世話になる。

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栄えているのは駅前だけで、ちょっと歩くと田園地帯が広がっている。

農作業をしていたおばあさんにどこまで行くのか尋ねられた。足柄までだと答えると「結構遠いですよ〜」とのこと。まぁ普通は歩く道じゃないよな。

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道中、常に矢倉岳に見守られながら歩くことになる。この山は特徴的な形をしているから、すぐにそれと分かる。

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大雄山駅から1時間ほど、農村すらなくなり、本格的な峠越えの始まりだ。

つづら折りの部分をショートカットできる歩道が用意されており、ありがたい。

それにしてもこんな山奥なのにジョギング?をしている人に頻繁に遭遇する。その手の人の間では足柄峠は有名なんだろうか?

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足柄古道の入り口を発見!せっかくなので古道を通ろうと思ったが、まともに手入れされておらず、歩きづらそうだったので止めた。ってかこのバス停の周辺、この古道しかないんだがバス停の利用者いるんだろうか…

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地蔵堂トンネル、道中唯一のトンネルだ。距離は短いし歩道も整備されているので、徒歩でも安心して通ることができる。

金太郎の里へ

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トンネルを抜けて少し歩くと左に別れる道が現れる。この道は金太郎の里へつながっている。ここを素通りしてしまうとゴールの足柄駅までまともな集落が1つも無いので、この集落で一休みすることにする。大雄山駅からここまで1時間半ほど。

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この集落は金太郎生誕の里として知られているらしい。そのため観光客もぼちぼちおり、食事をとれる場所や公衆トイレがあるのだ。上にも書いたが、この集落は後にも先にも足柄峠唯一の里なので、一息つきたい人はここを通り過ぎてはいけない。

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万葉うどんで、おでんとカレーうどんをいただく。カレーうどんに乗っているのはひき肉と玉ねぎの餡で、こいつを混ぜて食べる。辛味がしっかりと効いていて、なかなか美味しい。

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夕日の滝に寄り道。

さて、峠道に戻ろう。

峠へラストスパート

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県道78号へは万葉うどんの前の道から戻ることができる。しばらく県道と並行した細い道が続くが、最終的には県道に合流するので大丈夫だ。

金太郎の里から先は一段と上り坂が厳しくなる。地図で見ても分かるようにつづら折りの連続だ。しかも歩道が整備されていないので注意。歩道の代わりに足柄古道並行して通っているのだが、如何せんまともに整備されていなくて歩けない。歩こうと思ったが入って数歩の所で蜘蛛の巣にぶち当たった(=誰も歩いてない)ので諦めた。

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足柄平野がはるか眼下に見える。だいぶ登ってきたなぁ。

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まともそうな足柄古道があったので、最後はここを歩く。

足柄駅

足柄古道を抜けると県道に合流する。ここには公衆トイレと茶屋があるので、一息つける。そこから県道を少し登ったところが峠のてっぺんだ。

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ここから先は足柄駅までひたすら下り坂が続く。

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少し行くと左に折れる道がある。この道が足柄駅へ通じているので、左折する。

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ずんずん下って行くと、栗の木沢唯念名号碑なるものが見つかる。どうも、かつて上人がこのありがたい碑を掘ったことでこの地の飢饉が収まったのだとか。

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人里だ!金太郎の里を出てからまともな人家のない道をひたすら歩いてきたが、ようやく人が暮らす里に出てくることができた。このほっとする感じが徒歩で峠を越える醍醐味かもしれない。

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人の暮らす街だ!

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足柄駅に到着!

大雄山駅から約4時間半。途中、うどん食べたり滝に寄り道したりしていたことを考えると妥当な時間だろう。

距離こそ箱根などに比べれば大したことはないが、標高は750mあるため登りごたえは充分あるし、まともな集落が少ないため秘境感も程よく感じられた。

週末に運動がてら、峠越えはいかがですか?

GW香港旅行|6日目

GWに行った香港旅行の備忘録6日目です。

1日目:GW香港旅行|1日目 - cinnamellのブログ

2日目:GW香港旅行|2日目 - cinnamellのブログ

3日目:GW香港旅行|3日目 - cinnamellのブログ

4日目:GW香港旅行|4日目 - cinnamellのブログ

5日目:GW香港旅行|5日目 - cinnamellのブログ

 

今日は旅行最終日だ。

フライトが10時半だから、7時半には尖沙咀を出発しないといけない。

 

最終日だから朝食に香港っぽいものでも食べていこうと思ったのだが、どこも空いていない!香港は夜が遅いから朝も遅いのだ。

仕方ないので昨晩の軽食スタンドで焼きそばを買って港でがっつく。

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さて、地下鉄に乗って空港へ。

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新しいだけあって開放的な空港だ。

 

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成田へ帰る。

飛行機で隣の香港人のお嬢さんに席の交換をお願いされた。弟が離れた席だから弟と席を交換して欲しいとのこと。断る理由も無いので交換したら、真ん中の席でちょっと損した。通路側が良かったんだけど、お嬢さんすごい喜んでたし、まぁいいか。

 

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帰りもエアポート成田のグリーン車で横浜に帰る。

次のエアポート成田まで1時間ほどあったのでドトールで時間を潰す羽目になってしまった。

成田は遠くて移動自体の時間がかかるのもそうだけど、列車の本数が羽田に比べると少ないのも不便だ。

 

最後に

期せずしてGWに10連休がもらえたので1週間前に急いで計画した香港旅行だったが、結構満足度は高かった。近場で短期間とは言え、海外に行くのはやっぱり楽しい。

正直香港は大して期待していなかったが、食事は美味しいかったし、ごちゃごちゃした街なので待ち歩きも飽きなかった。

次はLCCのチケット握って、この辺の近場に3連休で弾丸旅行するのも楽しいかも。

GW香港旅行|5日目

GWに行ったGW旅行の備忘録5日目です。

1日目:GW香港旅行|1日目 - cinnamellのブログ

2日目:GW香港旅行|2日目 - cinnamellのブログ

3日目:GW香港旅行|3日目 - cinnamellのブログ

4日目:GW香港旅行|4日目 - cinnamellのブログ

 

深水埗で散策

この日は古い町並みが残る深水埗の散策から始めよう。

深水埗は上野と秋葉原が一緒くたになったような街で、ディープな雰囲気を放っている。

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▲この辺は電気街。時間が早すぎて開いているお店は少ない。

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▲電気街のすぐ隣の通りでは食品を扱う店が軒を連ねる。

特に、深水埗の中心部にある市場内には肉や魚を扱う店が集中している。店の前に豚のレバーがぶら下がっていたりと、文字通り血生臭い市場なのだが、見て回るのは結構楽しい。魚屋ではカエルが売られていたし、鶏肉屋では生きたニワトリたちがドナドナされていた。あのニワトリ、買った人が自分でさばくのかなぁ…

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▲今日は空が異常に暗いと思っていたら、大雨が降りだした。おとなしく雨が弱まるのを待つ。

 

LRTに乗車

深水埗の散策の後は、香港北部の住宅地を走るLRTに乗りに行く。

MRTと西鐵線を乗り継いでLRTが通る屯門へ。

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▲結構複雑な路線網を持っている。路線によっては一方通行なので使いこなすのは難しそう。

今回は屯門から元朗までを乗車することにする。上の路線図で言うと、赤色の505番で屯門から兆康まで行き、兆康で610、614、615番のいずれかに乗り換えて元朗まで行く。

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LRT屯門駅の様子。写真の507番は2両編成だが単行の割合の方が多かった。運賃の支払いは駅に設置されている支払機(写真の左側にちょこっと写ってるやつ)で行う。Suicaの簡易改札機と同じ方式だ。

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▲沿線風景。香港は一箇所にミッチリと超高層ビルを建てる割に、未開発の土地も結構多い気がする。都市開発の考え方が日本とは全く異なるのだろうか。

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▲兆康駅で元朗方面へ乗り換える。兆康は4方面からの路線が集まる乗換駅になっている。

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▲しばらく寂しい風景が続く。

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LRTも終点の元朗に近づいてきた。元朗の目抜き通りを突っ走る。

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▲終点の元朗に到着。

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▲ちょっと元朗の街を散策しよう。

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▲住宅地なので生活感があふれる。

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▲モツの入った麺料理で腹ごしらえ。この手の麺料理、香港に来てから何食食べたか分からないな。

 

上環を散策

元朗からMRTで中環駅に移動し、上環界隈を歩いてみる。

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▲香港では数少ない観光地的スポットの文武廊に行ったり、

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▲ぶらぶら歩いたりしたけれど、上環はそこまで行くべき場所でもなかったかな。

 

 

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旺角まで戻って今回の旅行最後の晩御飯。いつもの鶏。

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▲Ashley Roadと北京道の交差点にある軽食屋で魚の肉団子、セブンイレブン青島ビール仕入れてホテルで一杯。

 

5日目はこれで終了。

GW香港旅行|4日目

GWに行った香港旅行の備忘録4日目です。

1日目:GW香港旅行|1日目 - cinnamellのブログ

2日目:GW香港旅行|2日目 - cinnamellのブログ

3日目:GW香港旅行|3日目 - cinnamellのブログ

 

今日は広州の観光地的なところに行ってみようと思う。

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近代的な町並みが広がる公園前駅周辺から中山七路を少し歩くと、古い唐楼が続く通りに様変わりする。

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古い建物と新しい建物が隣り合わせになっているのが面白い。

ちなみに道路の上に張ってある架線はトロリーバスのためのものだ。

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この唐楼、歩道部分はアーケードのようになっていて、歩行者にとっては結構快適だ。

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光孝寺に続く通りの食堂で朝食。

焼きそばと餃子4個でたったの120円だ。流石に安すぎて変なものでも喰わされてるんじゃないかと不安になる。

 

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花祭りかな?

 

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そのまま歩いて陳氏書院へ。

内部は博物館のようになっている。

 

陳家祠駅から黄沙駅まで地下鉄に乗り、沙面へ。

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沙面はかつてイギリスとフランスの居留地だった小島で、長崎の出島と似た歴史をもつ。そのため、洒落た町並みになっている。

 

宿のチェックアウト時間は12時だ。急いで宿に戻る。

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文明搭地鉄

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文明搭地鉄の具体例。

 

宿をチェックアウトし広州東駅へ。

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駅構内の真項夫で昼食。

真項夫は中華料理のファーストフード店で広州の街中ではいたる所で見つけることができる。

オーダーはマクドナルドなどのファーストフード店と同じ仕組みだ。客がオーダーを取り金を払うと、店員が背後の棚からセット内容の料理が入った容器をトレーに載せ、客に渡す。客はトレーを持って空いている適当な席で食事を楽しむ、といった流れだ。

味はスパイスが効いており、割といける。

 

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和諧号とMRTを乗り継いで香港へ戻る。

 

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今晩の宿はかの重慶大厦に入っている。

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予約をしたTom's Guesthouseは17階に位置する。上の階に行くためにはエレベーターを利用するのだが、このエレベーターが結構不便だ。

まずエレベーターホールはA座とB座の2箇所があり、目的地にあわせて正しい方に乗る必要がある。エレベーターホールに店舗の一覧表が掲げられているので、目的のゲストハウスが書かれているか要チェックだ。

目的のエレベータホールが見つかったら、今度は辛抱強くエレベーターの到着を待つ必要がある。なんせ古いビルだからエレベーターがとろいし、利用者が多く各階に頻繁に止まるから、なかなか1階に戻ってこない。

やっとエレベーターがやってきても必ず乗れるとは限らない。なぜなら、エレベーターの定員は6人だからだ。このビルに住むインド人たちはこの不便なエレベーターを使いこなすためのノウハウを熟知していて、振動を与えないように息を止めて差し足で乗り込むということをしていた。こんなアホらしい事をしてエレベーターの中で笑いがおきるインドのノリは嫌いじゃない。

 

夕食を求めて銅鑼灣へ。

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Yuのタンタンメン。モツ肉が入っている。辛さは強かったが痺れはそこまででもなかったかな。

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香港ではよく見かける丸鶏がぶら下がった店で食べられる鶏料理。

見た目どおりとても美味しいが、骨が多くて食べるのは少し苦労する。

 

4日目はこれで終わり。