青春18きっぷで大船渡線乗りつぶし
春分の日の3連休を使って宮城県の未乗路線を乗りつぶしに行ってきた。
今回の乗りつぶし対象は、石巻線(前谷地→石巻)と大船渡線(一ノ関→気仙沼)の2区間だ。
旅程
3/18(土)
- 東海道&東北本線[上野東京ライン][3620E]:戸塚0605→0818宇都宮
- 東北本線[637M]:宇都宮0832→0923黒磯
- 東北本線[2131M]:黒磯0938→1039郡山
- 東北本線[1137M]:郡山1106→1154福島
- 東北本線[仙台シティラビット5号][3575M]:福島1240→1355仙台
- 東北&仙石線[仙石東北ライン][5575D]:仙台1416→1517石巻
- 石巻線[1638D]:石巻1538→1555前谷地
- 気仙沼線[2931D]:前谷地1600→1621柳津
- 気仙沼線[BRT]:柳津1642→1750本吉
- 気仙沼線[BRT]:本吉1823→1825南気仙沼
3/19(日)
- 大船渡線[330D]:気仙沼0916→1035一ノ関
- 東北本線[528M]:一ノ関1039→1126小牛田
- 東北本線[2542M]:小牛田1140→1227仙台
- 仙山線[3839M]:仙台1404→1517山形
- 奥羽本線[438M]:山形1524→1555赤湯
- 山形新幹線[154M]:赤湯1728→1859宇都宮
- 東北&東海道本線[上野東京ライン][1635E]:宇都宮2024→2240川崎
- 東海道本線[739M]:川崎2358→0017戸塚
一路北へ
今回の旅行は「3連休だからどこかへ行きたい」というのが唯一の動機であり、目的も行き先も決めずに家を出てしまった。
とりあえず仙台あたりを目指して北へ列車を乗り継ぐ。
戸塚-宇都宮間は乗車時間が2時間以上あるのでグリーン車を利用したのだが、乗車率が思いのほか高く、横浜時点で席が8割ほど埋まっていた。
それにしても、東北方面は青春18きっぷのシーズンごとに出かけているので、そろそろ東北本線の車窓も見飽きてきた。
仙台から石巻へ
ちょうど良い時間に石巻行きの仙石東北ラインがやってきたので、三陸方面へ行くことにした。
この区間にはHB-E210系気動車が投入されており、ちょっと変わった走行音を楽しむことができる。
松島湾の景色が美しい。
気仙沼線の分岐点、前谷地へ
石巻線の小牛田→前谷地間と、石巻→女川間は既に乗車済みで、前谷地→石巻間は未乗だったのだが、今回で石巻線完乗となった。
鉄路とBRTの気仙沼線
前谷地から柳津までは鉄路で移動することができる。
しかし、柳津より先の気仙沼まではBRTでの運行となっている。
BRTは2014年にも乗っているが、当時と比べて専用道の路面がかなり傷んでいる区間があるのが気になった。
折角の専用道なのに、路面の陥没を避けてバスを減速させなければならないのはもったいない。
とはいえ、気仙沼線BRTは非常に良く作られていると思う。
各駅には待合室が設置されているので、バスが来るのを待っている間も快適に過ごすことができる。
大きな駅にはバスの運行状況を示す液晶が設置されており、バスの遅れが発生していてもイライラせずに待つことができる。(人間は出口が見えていれば多少の苦痛は我慢できる動物だ)
本吉で途中下車して散策した後、南気仙沼で下車した。
今晩はこの辺りにあるネットカフェで一夜を過ごす。
大船渡線で一ノ関へ
さすがに2014年に訪れたときから港周辺の景観は大きく変わっていた。
当時は震災前の建物の基礎が残されているような状況だったが、今はそこでかさ上げが行われていた。
地図で見ると一目瞭然だが、この路線は一ノ関と気仙沼を一直線に結ぶことなく、猊鼻渓や摺沢を通るように北へ大きく迂回している。
我田引鉄の好例として知られるが、摺沢では途中駅としては最も多い乗降があり、必ずしも悪い面ばかりではなさそうだった。
赤湯へ
一ノ関から横浜へ一直線で帰ることも考えたが、それではつまらないので山形によることにした。
仙台で牛タンを堪能したあと、仙山線と奥羽本線で赤湯へ向かう。
駅近に温泉がある上山温泉には何度も利用したことがある。
しかし、駅から温泉まで20分ほど歩く必要がある赤湯にはまだ行ったことがなかったのだ。
今回利用したのは赤湯元湯。硫黄を含むいいお湯だった。
また、2種類の源泉のお湯を入り比べられるようになっており、200円という価格を考えれば非常に質が高かった。
新幹線で宇都宮へ
無計画なのが悪いのだ。
温泉を楽しんでいたら、青春18きっぷで乗れる普通列車では今日中に横浜に帰れない時間になってしまった。
仕方が無いので宇都宮まで新幹線を利用する。
たったの1時間半で宇都宮に到着だ。
餃子を求めて
新幹線のおかげで時間ができたので、宇都宮で餃子でも食べて帰ろう。
餃子を求めて宇都宮の街を彷徨う。
宇都宮では何度か下車しているが、駅前しか歩いたことが無かった。
今回は少し足を伸ばして東武宇都宮の方まで行ってみる。
JR宇都宮周辺しか知らなかったので、東武宇都宮周辺が意外と(失礼)賑わっているのには驚いた。
似たポジションの高崎が少し閑散とした雰囲気なのとは対照的だ。
それにしても、どこの餃子屋も人!人!人!である。
どの店の前にも行列ができている。
宇都宮の餃子は諦めよう。。。
帰路へ
宇都宮は諦めたが、頭の中は完全に餃子&ビールだったので、餃子以外の食事を採ることは考えられなかった。
東北本線に揺られながら沿線の餃子屋を探す。
そろそろ終電も意識しなければならないことも考えて、川崎の中華屋を目指すことに決めた。
2時間20分かけて川崎に到着。
。。。無常だ。ここも人でいっぱいではないか!
仕方が無いので日高屋で餃子を食べて今回の旅の終わりとした。
まだ青春18きっぷは3回分残っている。
今度はどこへ行こう。