カメラ素人が高級コンデジ「DSC-RX100M2」を買ってみた
先週の大船渡線乗りつぶし旅行の道中、長年愛用してきた富士フイルムのF800EXRが故障してしまった。
かばんに放り込んで持ち運んでいたのだが、レンズカバーの部分に何かがぶつかったらしく、電源を入れても全開しないのだ。
ご覧の通り使い古したカメラだったので、この機に買い換えることにした。
何が必要か
価格.comなどを使えば、カメラの選択肢は星の数ほど見つかる。
僕のように「カメラは良く使うが、特にこだわりは無い」という人間には、どれを選ぶのがベストなのかちんぷんかんぷんだ。
そこで、僕のカメラに対する要件を整理してみた。
- 気軽にかばんに放り込める軽さとコンパクトさ
- 暗い場面でもぶれなく撮影できること
- 予算6万円台
旅行用のカメラを考えているので、要件1.は必須だ。
写真を撮るために旅行する人ならば重い機材でも苦ではないだろう。
だが、僕は記録として写真を撮っているので、カメラで荷物を重たくするのは避けたい。
要件2.は、今まで使っていたF800EXRで不満だった点だ。
夕暮れ時になると、ぶれた写真だらけになってしまうのだ。
上の写真は夜の静岡駅前を写したものだが、ぶれまくっている。
要件3.は単にお財布事情によるものだ。
DSC-RX100M2を購入
まず、要件1.を考えてコンデジから選ぶことに決めた。
ミラーレス一眼も視野に入っていたが、レンズをいくつも持ち歩き、シーンに合わせて付け替える、なんてことは自分には合わないと思い選択肢から外した。
次に要件2.だが、これはカタログを見ても素人には全く分からない。
仕方が無いので、当ても無くコンデジのレビュー記事などを読み漁る。
どうやら、コンデジの中にも「高級コンデジ」と称されるカテゴリーがあり、中でもSonyのDSC-RX100シリーズの評判が良いらしい。
よし、DSC-RX100を買おう!
しかしこのDSC-RX100シーリーズ、2017年3月現在でMark 1からMark 5まで5世代すべてが店頭に並んでおり、カメラ素人をさらに悩ますラインナップになっている。
当然、数字が大きくなるほど価格も上がるのだが、Mark 2以降ではWifi接続が可能になっている。
さらに、Mark 3以降ではファインダーが装備されている。
僕の場合は、Wifiには付加価値を感じたが、それ以外の追加機能には惹かれなかったので、Mark 2を選択した。
それに、Mark 2ならば予算を余裕でクリアできるが、Mark 3になると少し厳しい。
DSC-RX100M2を使ってみる
さっそく夜のみなとみらいに繰り出して夜景を撮影してみた。
すばらしい!僕の基準では満足できるブレのなさだ。
特に特殊な設定をしたわけでも、三脚を使ったわけでもない。
デフォルト設定のまま、手持ちでシャッターボタンを押しただけである。
暗い環境で満足な写真が撮れるのもさることながら、このカメラ、しぼりをF1.8からF11まで変えられるのが面白い。
下の写真のように、しぼりを開くことで、背景がぼけた写真を撮ることができる。
F11(しぼりを最も閉じた状態)↑ ↓F1.8(しぼりを最も開いた状態)
今のところDSC-RX100M2を買って非常に満足している。
コイツをお供に、どこかへ出かけるのが楽しみだ。