乗車記録|ひたちBRTと水郡線常陸太田支線

前回の気仙沼旅行(青春18きっぷで大船渡線乗りつぶし - cinnamellのブログ)のために購入した青春18きっぷだが、まだ2回分残っていた。

春の18きっぷは4/10までが利用期間だから、そろそろ消化しないとマズい。

それに、先週買ったカメラRX100M2(カメラ素人が高級コンデジ「DSC-RX100M2」を買ってみた - cinnamellのブログ)を外に持ち出して実動させてみたい。

そんなわけで、茨城県へ日帰りでお出かけしてきた。

今回の目的は、ひたちBRTと水郡線常陸太田支線に乗車することだ。

旅程

常磐線[371M]:上野1152→1358水戸

常磐線[555M]:水戸1410→1431大甕

・ひたちBRT:大甕1440→1452おさかなセンター

常磐線[572M]:大甕1620→1641水戸

水郡線[939D]:水戸1648→1720常陸太田

水郡線[940D]:常陸太田1725→1740上菅

水郡線[844D]:上菅谷1744→1802水戸

常磐線[454M]:水戸1817→2024上野

日立目指して北へ

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上野から常磐線に乗って日立を目指す。

乗り潰しをはじめて5年ほどになるが、実は常磐線の北千住ー友部間に乗るのは初めてだったりする。

2020年に常磐線が全線復旧すれば、仙台方面へ出かけるのに乗る機会が増えるかもしれない。(現時点でも竜田―小高間の代行バスが走っているが、日に2本しかなく、少し難易度が高い)

ひたちBRTに乗車

ひたちBRTは日立市南部の大甕駅とおさかなセンターを結ぶ。

現在はわずか3.2Kmほどの路線だが、将来的には第Ⅱ期整備、第Ⅲ期整備を経て、日立駅まで延伸する計画となっている。[日立市|新交通導入計画を策定しました

現在の路線は第Ⅰ期整備により開業した区間であり、BRTの実証実験という位置づけのようだ。

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2017年現在、大甕駅は改装中であり、仮駅舎での営業となっている。

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 BRTはこの仮駅舎から程近いロータリーから発着する。

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 プラスチック製の整理券を受け取ってBRTに乗車する。

この整理券は通常の紙の整理券と同様に、降車時に運賃と一緒に運賃箱に投入する。

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バスは専用道を軽快に走り、わずか12分で終点のおさかなセンターに到着した。

運賃は200円。

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折角なので寿司をいただく。

さて、わずか3.2Kmの路線なので、復路は沿線を歩いて大甕駅まで戻ることにした。

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一般道区間の停留所は、「BRT用」という文字が入っているだけで、普通のバス停と何ら変わらない。

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BRTは、おさかなセンターから600mほどの久慈浜駅から専用道区間となる。

気仙沼線BRTと同様に、入り口にはバーが設置されており、一般車が誤って進入しないようになっている。

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久慈浜駅は南部図書館と一体的に整備されており、停留所のそばには日立電鉄時代を伝える駅名標や案内板が設置されていた。

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 久慈浜より先は、いかにもBRT専用道といった風景になる。

ひたちBRTでは専用道の脇に歩行者専用道が設けられているのが良いと思った。

ただし、自転車は通行不可のようだ。

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 交差点は一般車優先で、BRTが通るときのみ感応式信号が作動する仕組みになっている。

この辺も気仙沼線BRTと同じポリシーだ。

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 停留所には雨よけが設置され、普通のバスとは一味違うということを主張しているかのようだ。

ただ、待合室やトイレを備えた気仙沼線BRTの停留所に比べると、少し簡素なつくりとなっている。(もっとも、気仙沼線に比べれば距離も圧倒的に短いのでこれで十分ではある)

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ひたちBRTは、単線だった日立電鉄線の跡地を利用して専用道を整備している。

そのため、途中いくつかの停留所ではBRTの行き違いができるようになっている。

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 専用道は臨海工場西駅でお終いとなる。

しかし、第Ⅱ期整備では常陸多賀駅まで専用道を延伸する計画となっており、常磐線を超えるための跨線橋の整備が進められていた。

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臨海工場西からは、一般道を700mほど進めば、大甕駅に到着だ。

さて、鉄道のたびに戻ろう。

水郡線常陸太田支線)乗り潰し

大甕から水戸に引き返し、水郡線に乗車する。

水郡線は水戸と郡山を結ぶ路線であるが、上菅谷ー常陸太田間に10Kmほどの盲腸線区間が存在する。

すでに水戸ー郡山間は2011年に乗車済みだったのだが、盲腸線区間は未乗だったので、この機に乗り潰した。

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水郡線にはピカピカのE130が割り当てられており、しかも3両編成での運行となっている。

さすがに水戸近郊ということもあり、鄙びたローカル線という雰囲気ではない。

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基本的には田んぼの中を突っ走る。

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30分ほどの乗車で常陸太田に到着。

駅から出ることも無く、乗ってきた列車で水戸へ引き返す。

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 復路の列車は上菅谷止まりだった。 

そのため、上菅谷にて郡山方面からやってきた水戸行き列車に乗り換える。

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上菅谷での美しい接続風景。

①水戸方面②常陸太田方面③常陸大宮方面の3方面の列車が、一度に集まり一度に散っていく。

いずれの方面からいずれの方面へ行く場合でも、長時間待つことなく乗り換えられるように接続がとられている。

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再び水戸へ到着。

常磐線に揺られ上野へ戻る。

 

青春18きっぷはまだ1回分残っている。

来週はどこへ行こう。