京急の三浦半島1DAYきっぷで行く城ヶ島ショートトリップ

三浦半島1DAYきっぷ

京急からは面白いおトクなきっぷがいろいろと出ている。一番有名なのは恐らく「みさきまぐろきっぷ」だろう。フリーエリア内の鉄道とバスに乗れるだけでなく、提携している飲食店でマグロ料理が食べられるという切符だ。また、油壺マリンパークなどの提携のレジャー施設1箇所を利用することができる。

みさきまぐろきっぷ | おトクなきっぷ | PICK UP 京急 | 【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト

それと比べると少し地味な印象なのが三浦半島1DAYきっぷ。フリーエリア内の京急線とバスが乗り降り自由というものだ。

三浦半島1DAY・2DAYきっぷ | おトクなきっぷ | PICK UP 京急 | 【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト

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しかしこの切符、レジャー施設は利用せず、マグロを食べるだけであればマグロ切符よりもおトクだと思っている。

上大岡からだとマグロ切符が2850円なのに対して、1DAYきっぷは1300円。マグロ料理とレジャー施設の分、マグロ切符のほうが1550円高くなっている。もし油壺マリンパークなどに行くのであれば、マグロ切符が圧倒的におトクだ。一方で、もしレジャー施設を利用しないのであれば、マグロ料理に1550円を払っていることになる。マグロ切符で注文できる料理はそんなに高くないはずなので、この場合はマグロ切符のメリットが活かせない。

逆に、1DAYきっぷはフリーエリア内乗り降り自由(マグロきっぷは後戻り不可)だし、葉山方面のバスや逗子線浦賀方面の電車にも乗れる。マグロも好きな店で好きな料理を注文することができる。

そんなわけで、マグロを食べに行くだけだとか、京急線の乗り潰しに行くといった目的では1DAYパスの方がおトクなのだ。

上大岡から城ヶ島

1DAYきっぷを手に上大岡から城ヶ島へ行った。快特に揺られて三崎口へ行き、そこからバスに乗り換えて城ヶ島を目指す。それにしても京急は転換クロス車に乗せてくれるから旅行者には嬉しい。

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バスを終点で降りて早速お昼ごはん。

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今回はバス停目の前のしぶき亭でマグロとイカの海鮮丼を頂いた。マグロは漬けになっていたのだが、弾力もありおいしかった。

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折角なので海辺を散策。この辺は地層が露出していて面白い。

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横浜から1時間強の場所とは思えないような景観。

気づいたら城ヶ島大橋の辺りまで歩いていたので、そのまま三崎港まで歩くことにした。

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のんびりしてるなー

横須賀で途中下車

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三崎口からは国道の下を抜けて線路が少しだけ延びている。これは、油壺まで線路を通す計画があったことに由来するものだ。しかし環境保護などの問題もあって延伸は凍結となっている。

折角なので三崎口から上大岡までは適当に途中下車しながら帰る。

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こちらは京急久里浜。意外と都会。

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パタパタ掲示板が素敵。

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こちらは横須賀中央。ショッピングモールの名前がmikasaなのが横須賀らしい。

さいごに

たった1300円で都会の喧騒とは無縁ののんびりした時間を過ごすことができた。やっぱり三浦半島コスパがいい。そもそも、1DAYきっぷを使わなくても京急は安いので気軽にマグロを食べにいらしては如何だろうか。