金時山ハイキング 御殿場ルート
先月登った金時山がなかなかよかったので、また登りに行きたいと思っていた。今日は天気も良かったし、久々に御殿場駅から金時山を経由して仙石原までハイキングに行ってきた。なお前回はこちら↓
ルート
面倒なので地図は載せないが、御殿場市観光協会が提供しているハイキングマップ(御殿場市観光協会)に沿って、以下の順路で移動した。
なお、このハイキングマップ、あとで書くようにちょっと情報として怪しい部分があるので別のソースからも情報を仕入れておいたほうが安全かもしれない。金時山にWCがなかったり、矢倉沢峠にうぐいす茶屋が載ってなかったりするし。
御殿場駅から登山口まで [御殿場駅11:20→12:45登山道口]
前回は足柄駅から金時山に登ったが、今回は1駅南の御殿場駅からスタートする。
御殿場は東名高速道路が便利なためか、鉄道駅はちょっとしょぼい。
県道401号と国道138号を山に向かってずんずん歩く。
東名高速を超えて少し行くと峠の道路といった趣になるのだが、立派な歩道がほぼ全区間で整備されているので快適に歩くことができる。
地上ではだいぶ萎んでしまった紫陽花も、この辺だとちょうど見頃の株もあった。
分岐点である。左に行くと御殿場市温泉会館がある。上で書いた観光協会のハイキングマップでは、この交差点付近から登山道に入れるように描いてある。だがこの登山道、どこを探しても見つからない。第1キャンプ場の中もウロウロしてみたが、登山道など見つからない。
結論から言うと、この付近から入れる登山道は存在しない。あるのかもしれないが、少なくとも自分は見つけられなかった。国道を直進するのが正解のルートだ。
国道を少し進むと深沢東という交差点があるので、そこを右折する。すると、程なくして第2キャンプ場がある。登山道の入り口は、実はこのキャンプ場内にある。
ハイキングマップでは深沢東交差点に登山道が出ているように描かれているが、これも不正確だ。「交差点を右折してちょっといったキャンプ場の中」が正確な登山道入り口の位置だ。
乙女峠へ [登山道口12:45→13:30乙女峠]
この登山道、途中で国道とクロスするのだが、そこまでは上の写真のような舗装道が続く。
国道を渡った先は石がごろごろした山道になっている。
キャンプ場の入り口から45分ほどで乙女峠に到着。
金時山へ [乙女峠13:40→14:25金時山]
乙女峠に設置されていたベンチで昼食のおにぎりをかじって一休み。このベンチ、箱根川の眺望が良いので一休みするには気持ちが良かった。
ここからは尾根づたいに長尾山を超えて金時山山頂を目指す。
途中、階段が崩壊している箇所もあった。
それにしても金時山、遠目に見ても分かるとおり、ぴょこんと飛び出した形をしているので、ラストの勾配が結構きつい。
乙女峠から50分ほどで金時山に到着!天気は悪くはないがジメジメしているためか富士山は見えなかったし、箱根の景色も少し霞んでいた。
下山 [金時山14:30→15:25金時登山口]
金時山からは仙石原方面へ下山する。前回は金時神社に抜けるルートを通ったので、今回は矢倉沢峠を経由するルートを使ってみた。神社ルートよりも木が少ない明るい道が多かったような印象。所要時間はどちらのルートでもほぼ同じ。
おわり
仙石原温泉でひとっ風呂浴びた後、バスで小田原駅に戻った。登って満足感が得られる山がよりどりみどりなのもそうだが、汗を流せる温泉があることと交通の便の良さが箱根のいいところだと思う。登山口から程近い仙石原バス停からだと、小田原駅行きのバスが15分間隔程度で出ている。こんな山の中で、この本数と路線網を誇る地域は日本だと箱根くらいなんじゃないだろうか。しかも強羅から先なら登山電車もあるし。
今度は明神ヶ岳方面かなー