GW香港旅行|3日目

GWに行った香港旅行3日目の備忘録です。

1日目:GW香港旅行|1日目 - cinnamellのブログ

2日目:GW香港旅行|2日目 - cinnamellのブログ

 

まずは加拿分道にある潮州料理の店で朝ごはん。

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f:id:cinnamell:20170510213439j:plainたまたま前を通ったから入った店なのだが、実はそれなりに有名店だったらしい。

朝っぱらから繁盛していたし、日本人観光客の姿も見かけた。

麺はあっさりしており朝食にはちょうど良かった。

 

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写真がブレブレだが、かの有名な重慶大厦である。

悪の巣窟だとか、両替のレートが良いだとか、安宿が多いとか、インド料理が美味しいとか、いろいろと名高い重慶大厦

今回は両替目的で潜入。

1階はインド人のカレー屋などがひしめき合っており、雰囲気はたしかに異様だ。

が、ネットの他の記事でも言われているとおり、ただのインド人街だと思えば特に恐れる場所ではない。

夜に行くと「オニイサン、ニホンジン?ハッパアルヨ」などと声をかけられるが、それは無視すれば問題ない。

お目当ての両替はたしかにレートが良かった。

ただし、入口近くの両替商はレートが悪いので注意である。

奥に入るほど面白いほどレートが良くなっていく仕組みになっている。

 

さて、両替とホテルのチェックアウトを済ませ、今日は中国本土に向かう。

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東駅からMRTで羅湖口岸のボーダーを目指す。

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1駅先の紅磡駅で東鐵線に乗り換える。

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日本のようにふわふわの座席などない。

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香港で住宅地といったら密集したノッポビル。

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40分ほどで羅湖駅に到着。

神奈川県民が多摩川を越えるくらいのノリで大量の中国人が国境を行き来している。

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日本人は”訪港旅客”だ。

イミグレの審査官がチャイニーズビューティーって感じのツンとしたお姉さんで怖かった。

前に並んでた欧米人が別室送りになってたし。

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無事イミグレを通過して中国に入国!広東省深センだ。

やっぱり香港と比べるとちょっと垢抜けない雰囲気がする。

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駅前のビルに入っていた72街でお昼ごはん。

レジのお嬢さんが金を受け取ったことを忘れて2度金を要求してきたから困った。

英語が全く通じないし、抗議するのも面倒になったから2倍払ったが、雑だなぁ…

ってか謎の外人から金受け取ったことなんて忘れないだろ普通。

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C7182次で広州東へ。

ちなみに深セン駅の発券カウンター地下にあって少しわかりづらかった。

 

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宿があるMRT公園前駅へ。

しかし地図に書かれた場所に行っても今晩の宿Delight Old Houseは見当たらず…

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土砂降りの雨も降り始めるし困った。

もっとも、南国の雨は激しくても少しすれば止むので、おとなしく雨宿り。

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結局1時間ほどさまよって宿を発見!

地図と微妙に違う場所じゃないかー

中国ではあまりGoogle Mapが当てにならないのかもしれない。

 

荷物をおいて広州散策にでかけよう。

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宿から近い北京路は衣料品やレストランが立ち並び、広州随一の繁華街になっている。

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恵福西路沿いは電気街になっていた。

パーツや金物、ケーブル類を売る店が並んでいる。

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北京路とならぶ繁華街である上下九路に到着。

フルーツなどの軽食を売る店が並んでおり、食べ歩きを楽しんでいる人が多かった。

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富強・民主・文明・和諧・自由・平等・公正・法治・愛国・敬業・誠信・友善!

この手のプロパガンダが街中にあって面白い。

 

長寿路駅前の食堂で夕食。

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左の怪しい料理はもちもちした皮にエビが包まれた料理で甘辛いタレがかかったものだ。

 

歩いて沙面へ。長崎の出島のような歴史をもつ地区らしい。

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沙面公園からは珠江対岸の夜景が臨める。

 

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セブンイレブンハルビンビールと焼き鳥のようなツマミを買って宿にリターン。

3日目はこれにて終了。

GW香港旅行|2日目

 GWに行った香港旅行2日目の備忘録です。

1日目はこちら↓

GW香港旅行|1日目 - cinnamellのブログ

 

まずは亞士厘道のお粥屋さんで朝ごはん。

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日本のお粥と違い、だしと塩気がついていて美味しい。

写真には写っていないが、お粥の底に鶏肉が入っている。

 

港に向かい、香港島方面を眺める。

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ひときわ高いビルは香港国際中心で、415mを誇る。

あべのハルカスが300mだから相当高い。

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香港島側の中環の様子は上の写真のような感じだ。

建物が高いのもそうだが、それらの間隔が東京ではあり得ないくらいに狭いので写真が自然と縦向きになる。

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そんな高層ビルが密集する中環だが、古い町並みが共存しているのが面白い。

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こんな狭い道路を挟んで超高層ビルが並ぶ様子は東京ではなかなか見られない。

それに高さの割に細いビルが多い気がする。

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しかし高層ビル群から少し山側へ行けば急斜面が迫っており、街は途絶える。

この土地の狭さが高層ビル密度の高さの理由の一つだろう。

 

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ダブルデッカーのトラムで銅鑼湾へ向かう。

バスも2階建てだし、この狭い国ではとにかく面積あたりの人口を高めることが重要なのかもしれない。

 

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銅鑼湾でお昼ごはん。

ジャージャー麺のような感じで美味しい。

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銅鑼湾は中環よりも建物が低く、落ち着いた雰囲気だ。

 

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銅鑼湾から歩いて北角へ。

トラムの支線沿いは生活感溢れる市場が広がっている。

肉、魚、野菜類に加え、衣類の店が並ぶ。

 

トラムで中環へ戻る。

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街中なのに花見の宴会場状態。

どうやらフィリピン人たちの休日の楽しみらしい。(香港の不思議スペシャル 街中編 | 香港ナビ

 

MRTで尖沙咀へ戻る。

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ショッピングモールのThe Oneではシナモンのイベントをやっていた。かわいい。

 

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マンゴージュースを買って宿で休憩。

しかしこのジュース、38HKDくらいしてかなり高かった。

日常的な食事は安いが嗜好品は高いらしい。

 

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一休みしたあとは旺角へ歩く。

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旺角は繁華街になっており、多くの人で賑わっている。

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夕飯は旺角の食堂で。

字面だけを見て頼んだらグラタンだった。

 

MRTで中環に戻り、夜景を見にビクトリアピークへ。

ケーブルカー乗り場がかなり混んでいたので、1時間ほど散歩して出なおしたらだいぶ人が捌けていた。

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ケーブルカーは5分毎くらいでやってくるので結構早く列が進む。

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ん〜ゴージャスな夜景。

バカと煙はなんとやらというが、僕はバカなのでこういう景色が大好き。

 

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尖沙咀に戻って夜食のTendon麺をキメて2日目終了。

GW香港旅行|1日目

GWを利用して香港と広州を旅行しました。

この記事は特にテーマを設けず、旅程を備忘録的に綴ったものです。

香港へ

香港へは成田発のキャセイで向かうのだが、横浜からだと成田まで2時間近くかかり、空港へ行くだけで小旅行といった感がある。

横浜方面からだとJRの成田エクスプレスとエアポート成田が便利だ。

成田エクスプレスの方が30分ほど速いのだが、2300円の特急券が必要になる。

さすがに割に合わないので、今回は普通列車のエアポート成田で空港まで向かった。

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のどかだなぁ。

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2時間ちょっとで空港に到着。

キャセイOneWorld系なので第2ビルで下車。

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GWだから大混雑だろうと予想して出発の3時間前に空港へやってきたのだが、あまり混雑していなかった。

預け荷物も無かったのでカウンターに並ぶことも無く、自動チェックイン機を使って一瞬で手続きが完了してしまった。

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早くつきすぎて暇だなぁ。

第2ターミナルの屋上は展望スペースになっている。

しかし、歴史的な理由で滑走路から離れているため、飛行機の離着陸を見ることできず、あまり面白くない。

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今回乗る飛行機は成田18:30発、香港22:25着のCX505便だ。

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炭水化物だらけの機内食

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4時間ちょっとのフライトで香港に到着。

ターミナル2への到着だったのでシャトルで移動。

尖沙咀

空港から今晩の宿がある尖沙咀まではエアポートエクスプレスとMRTで向かう。

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座席ごとにアナウンスの音量が調整できるらしい。

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青衣で東桶線に乗り換えて

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茘景湾線に乗り換えて

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尖沙咀に到着。

真夜中の到着ということで少し心配していたのだが、0時ごろなら人通りも多く治安面の不安は全く感じなかった。

本当はシャトルの九龍駅からミニバスに乗るのが尖沙咀への定番ルートらしいのだが、この時間にバスがあるか怪しかったのでMRT乗り換えルートを使った。

シャトルからMRTに乗り換える場合はMRT分の運賃が免除になるのでこっちの方が安いし。

宿にチェックイン

今晩泊まる宿は尖沙咀中心部にあるLee Garden Guest House。

0時までのチェックインということになっているので空港から急いで市内までやってきたのだ。

結果的には0時ちょっと前に宿にたどり着けた。

飛行機の到着から宿まで1時間半だから思ったよりも速かった。

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この狭い部屋で一泊5000円は高いなぁ。

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夜食に麺を一杯きめて1日目はおしまい。

自転車で小田原一夜城に行ってきた

小田原周辺を地図で見ていると、山の中に一夜城なるものがあるのに気づく。

どうも豊臣秀吉が築いた城の跡らしい。

春の青春18きっぷのシーズンも終わってしまったし、久々に自転車で出かけてみることにした。

ちょとしたヒルクライムもできて楽しいだろうと思ったからだ。

 

小田原駅から出発する場合は、まずは駅前の通りを道なりに走ればいい。

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桜の季節ということもあって人通りが多い。

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国道1号線をそのまま進む。

ちなみに途中にあるウイロウ屋は薬の方のウイロウを扱っている。

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早川口交差点で左折し国道135号線に入る。

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国道135号線をちょびっとだけ走り、早川交差点で今度は右折。

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一夜城の看板も立っている早川小学校入口交差点で左折し、いよいよ登り坂のスタートだ。

 

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初っ端からドーナツが出迎える。

この時の僕はまだ登り坂にワクワクしていた。

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ちょっと登ると景色が開ける。

いい景色だなぁ、と写真を撮るふりをして、すでに切らしつつある息を整える。

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パシャリ。だいぶ登ったな(しんどい)

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桜を愛でている、とみせかけてバクバクする鼓動を整える。

この一夜城までの道、何も調べずに来てしまったが、どうやらサイクリストの間では激坂として知られているらしい。

そもそも僕はポタリングは大好きだが、坂を見たら登りたくなるようなストイックなサイクリストではない。

標高250m程度だからとナメていた…

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走っては休み、走っては休みを繰り返してようやく一夜城の駐車場に到着。

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駐車場から城跡までは徒歩で少し登る。

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頂上には白く可憐な花が一面に咲き乱れていた。

天国ってこういうところなのかな?(まだ疲れて半分死んでる)

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景色も最高!

写真ではボケているが遠くは平塚あたりまで見渡せた。

 

帰りは下り坂なので程なくして麓の早川小学校入口交差点に到着。

 

これくらいの坂も脚を着かずに登れるようになりたいなぁ。

下野の盲腸線、日光線と烏山線を乗り潰す

青春18きっぷの残り1回を使って下野の盲腸線日光線烏山線に乗り潰した。

旅程

日光線

今回の旅行の主目的は烏山線を走るEV-E301系に乗車することなのだが、ついでなので日光線も乗り潰しておいた。

観光地日光を結ぶ路線だけあって、始点となる宇都宮駅の構内はレトロな内装が施されている。

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ジャパンレールパスが利用できることもあってか、乗客にはインバウンドの観光客が目立った。

青春18きっぷとかジャパンレールパスとか、特別JRを選ぶ理由が無ければ東武を使うだろうし。

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ちなみに、この路線を走るのは205系。昔は京葉線あたりを走っていたのだろうか。

栃木仕様として半自動ドアやトイレなどの設備が追加されている。

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宇都宮から40分ほどで日光駅に到着。1912年(大正元年)落成の立派な駅舎だ。

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駅舎の2階はかつて一等車の乗客の待合室として使われていたが、現在は自由に入れるようになっている。

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宇都宮にとんぼ返りするのももったいないので駅周辺を散策する。

霧のような小雨が降る残念な天気だ。

ちなみに、駅から東照宮までは歩くと30分ほどかかる。

意外と時間がかかるので、乗り潰しついでにちょっと観光しようと考えている人は注意が必要だ。

 

さて、宇都宮に引き返して烏山線に乗りに行こう。

烏山線

烏山線宇都宮駅から東北本線で2駅北の宝積寺駅から分岐する路線だ。

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この路線の特徴は”架線なし電化”を果たしたことだろう。

烏山線は非電化路線であり、つい最近までキハ40が走っていた。

そのキハ40を置き換えたのが蓄電池駆動電車EV-E301系だ。

折り返し駅で蓄電池を充電し、その電力を使って非電化区間を走行する。

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宝積寺駅でもパンタグラフを上げて充電を行っていた。

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発車が近づくとパンタグラフが下がる。

走行音や乗り心地は完全に電車のそれである。

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宝積寺からは30分ほどで終点の烏山に到着。

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烏山駅には充電設備が設けられており、発車まで充電が行われる。

烏山駅では急速充電に対応するため、剛体架線が設置されている。

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乗ってきた列車で宇都宮へ引き返し、今回の旅行はお終い。

戸塚・柏尾川沿いの桜開花状況

そろそろ桜の季節ということで、戸塚駅西口の柏尾川沿いに続く桜並木をチェックしてきた。

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春うららな日曜日の午後、河川敷で宴会をしている人がいたり、川沿いの歩道に露天が出ていたりと、にぎやかだ。

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肝心の桜はまだ早かったようだ。

とはいえ、開花している枝もあったし、満開まであと少しかな。

乗車記録|ひたちBRTと水郡線常陸太田支線

前回の気仙沼旅行(青春18きっぷで大船渡線乗りつぶし - cinnamellのブログ)のために購入した青春18きっぷだが、まだ2回分残っていた。

春の18きっぷは4/10までが利用期間だから、そろそろ消化しないとマズい。

それに、先週買ったカメラRX100M2(カメラ素人が高級コンデジ「DSC-RX100M2」を買ってみた - cinnamellのブログ)を外に持ち出して実動させてみたい。

そんなわけで、茨城県へ日帰りでお出かけしてきた。

今回の目的は、ひたちBRTと水郡線常陸太田支線に乗車することだ。

旅程

常磐線[371M]:上野1152→1358水戸

常磐線[555M]:水戸1410→1431大甕

・ひたちBRT:大甕1440→1452おさかなセンター

常磐線[572M]:大甕1620→1641水戸

水郡線[939D]:水戸1648→1720常陸太田

水郡線[940D]:常陸太田1725→1740上菅

水郡線[844D]:上菅谷1744→1802水戸

常磐線[454M]:水戸1817→2024上野

日立目指して北へ

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上野から常磐線に乗って日立を目指す。

乗り潰しをはじめて5年ほどになるが、実は常磐線の北千住ー友部間に乗るのは初めてだったりする。

2020年に常磐線が全線復旧すれば、仙台方面へ出かけるのに乗る機会が増えるかもしれない。(現時点でも竜田―小高間の代行バスが走っているが、日に2本しかなく、少し難易度が高い)

ひたちBRTに乗車

ひたちBRTは日立市南部の大甕駅とおさかなセンターを結ぶ。

現在はわずか3.2Kmほどの路線だが、将来的には第Ⅱ期整備、第Ⅲ期整備を経て、日立駅まで延伸する計画となっている。[日立市|新交通導入計画を策定しました

現在の路線は第Ⅰ期整備により開業した区間であり、BRTの実証実験という位置づけのようだ。

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2017年現在、大甕駅は改装中であり、仮駅舎での営業となっている。

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 BRTはこの仮駅舎から程近いロータリーから発着する。

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 プラスチック製の整理券を受け取ってBRTに乗車する。

この整理券は通常の紙の整理券と同様に、降車時に運賃と一緒に運賃箱に投入する。

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バスは専用道を軽快に走り、わずか12分で終点のおさかなセンターに到着した。

運賃は200円。

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折角なので寿司をいただく。

さて、わずか3.2Kmの路線なので、復路は沿線を歩いて大甕駅まで戻ることにした。

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一般道区間の停留所は、「BRT用」という文字が入っているだけで、普通のバス停と何ら変わらない。

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BRTは、おさかなセンターから600mほどの久慈浜駅から専用道区間となる。

気仙沼線BRTと同様に、入り口にはバーが設置されており、一般車が誤って進入しないようになっている。

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久慈浜駅は南部図書館と一体的に整備されており、停留所のそばには日立電鉄時代を伝える駅名標や案内板が設置されていた。

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 久慈浜より先は、いかにもBRT専用道といった風景になる。

ひたちBRTでは専用道の脇に歩行者専用道が設けられているのが良いと思った。

ただし、自転車は通行不可のようだ。

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 交差点は一般車優先で、BRTが通るときのみ感応式信号が作動する仕組みになっている。

この辺も気仙沼線BRTと同じポリシーだ。

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 停留所には雨よけが設置され、普通のバスとは一味違うということを主張しているかのようだ。

ただ、待合室やトイレを備えた気仙沼線BRTの停留所に比べると、少し簡素なつくりとなっている。(もっとも、気仙沼線に比べれば距離も圧倒的に短いのでこれで十分ではある)

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ひたちBRTは、単線だった日立電鉄線の跡地を利用して専用道を整備している。

そのため、途中いくつかの停留所ではBRTの行き違いができるようになっている。

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 専用道は臨海工場西駅でお終いとなる。

しかし、第Ⅱ期整備では常陸多賀駅まで専用道を延伸する計画となっており、常磐線を超えるための跨線橋の整備が進められていた。

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臨海工場西からは、一般道を700mほど進めば、大甕駅に到着だ。

さて、鉄道のたびに戻ろう。

水郡線常陸太田支線)乗り潰し

大甕から水戸に引き返し、水郡線に乗車する。

水郡線は水戸と郡山を結ぶ路線であるが、上菅谷ー常陸太田間に10Kmほどの盲腸線区間が存在する。

すでに水戸ー郡山間は2011年に乗車済みだったのだが、盲腸線区間は未乗だったので、この機に乗り潰した。

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水郡線にはピカピカのE130が割り当てられており、しかも3両編成での運行となっている。

さすがに水戸近郊ということもあり、鄙びたローカル線という雰囲気ではない。

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基本的には田んぼの中を突っ走る。

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30分ほどの乗車で常陸太田に到着。

駅から出ることも無く、乗ってきた列車で水戸へ引き返す。

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 復路の列車は上菅谷止まりだった。 

そのため、上菅谷にて郡山方面からやってきた水戸行き列車に乗り換える。

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上菅谷での美しい接続風景。

①水戸方面②常陸太田方面③常陸大宮方面の3方面の列車が、一度に集まり一度に散っていく。

いずれの方面からいずれの方面へ行く場合でも、長時間待つことなく乗り換えられるように接続がとられている。

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再び水戸へ到着。

常磐線に揺られ上野へ戻る。

 

青春18きっぷはまだ1回分残っている。

来週はどこへ行こう。